イングランド数的不利も8強入り、豪も準々決勝へ サッカー女子W杯
このニュースをシェア
【8月8日 AFP】サッカー女子W杯オーストラリア・ニュージーランド大会(FIFA Women's World Cup 2023)は7日、決勝トーナメント1回戦の試合が行われ、イングランドはローレン・ジェームズ(Lauren James)が一発退場となる大打撃に直面した中でナイジェリアをPK戦の末に下し、共催国オーストラリアとともに準々決勝に進出した。
観客4万9461人の前で試合に臨んだイングランドは87分、ジェームズがナイジェリアのミシェル・アロジー(Michelle Alozie)を踏んだとして退場となり、数的不利になりながらも延長戦を戦い抜くと、0-0のまま迎えたPK戦を4-2で制した。
欧州選手権(UEFA Women's Euro 2022)覇者のイングランドは、12日の準々決勝でコロンビアとジャマイカの勝者と対戦する。
オーストラリアはシドニーに詰め掛けた約7万6000人の地元ファン前でデンマークを迎え撃ち、大黒柱のサム・カー(Sam Kerr)が今大会初めてプレーした中で、2-0の勝利でベスト8入りを決めた。
マチルダス(Matildas、女子豪代表の愛称)は、ケイトリン・フォード(Caitlin Foord)が終始デンマークを消耗させると同時に29分に先制ゴールを記録。70分にはヘイリー・ラソ(Hayley Raso)がチームの勝利を決定づける2点目をもたらした。
ふくらはぎのけがに見舞われていたカーは、80分に途中出場を果たすと大歓声を浴びた。
デンマークに快勝したオーストラリアは、ブリスベン(Brisbane)で行われる12日の準々決勝で、フランスとモロッコの勝者と対戦する。(c)AFP/Andrew DENT