【08月06日 KOREA WAVE】
蟾津江大森の道のブランコフォトゾーン(韓国観光公社提供)(c)news1
蟾津江大森の道のブランコフォトゾーン(韓国観光公社提供)(c)news1

◇竹の避暑、求礼蟾津江竹林の道

求礼(クレ)蟾津江(ソムジンガン)竹林の道は、蟾津江沿いの風景だけでも潭陽(タミャン)の竹林とは異なる魅力を発散する。

あずま屋のある入り口から道が始まる。緩やかな傾斜が竹林の消失点を変奏してリズム感を生み出す。随所に備え付けられているベンチは、足を休めるためというよりは、密生した森を眺める場所と言えよう。

中間地点には、蟾津江側に伸びた小道にブランコが設けられている。ここはフォトゾーンだ。

夜になれば、蟾津江竹林道の“星明かりプロジェクト”によって、再びここに引き寄せられる。闇に包まれた森は虹色に染まり、四方からきらめく照明はホタルの森のようだ。入り口には三日月、内側には満月フォトゾーンがある。

蟾津江大林道のゴボライト(影の照明)(韓国観光公社提供)(c)news1
蟾津江大林道のゴボライト(影の照明)(韓国観光公社提供)(c)news1

日本による植民地時代、蟾津江一帯での砂金採取により川辺の砂浜が流失したため、村の住民が竹を植えたのが竹林道の始まりだ。片道約600m区間で、入り口には自動虫除けスプレーがある。

竹林道の対岸にある烏山(オサン)四聖庵(サソンアム、名勝)は求礼展望スポットだ。「2023~2024韓国観光100選」に入った天恩寺(チョヌンサ)共生の道&松林道も暑さを追い払う。

(おわり)

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News