組織委から受け取ったゆで卵(情報提供)(c)news1
組織委から受け取ったゆで卵(情報提供)(c)news1

【08月06日 KOREA WAVE】韓国全羅北道扶安郡セマングムで開催されている「第25回世界スカウトジャンボリー」で、朝食用にジャンボリー組織委員会から提供されたゆで卵の中に黒いカビが生えていたことがわかり、衛生問題に発展している。

第25回世界スカウトジャンボリーは各国のボーイスカウトが集まるキャンプ大会。158カ国から約4万3000人のスカウト隊員が参加している。

news1の取材を総合すると、参加者らは組織委から食材を受け取って食べている。だが、2日の朝食として受け取ったゆで卵を参加者の1人が割ったところ、異物が見えたという。粘り気があったため、拭いた後に卵をむいて確認したところ、黒いカビだったという。

この日、卵は隊員1人当たり2個ずつ配られていた。約40人の隊員に支給されたゆで卵約80個のうち、6個にカビが生えていたことが判明した。

組織委関係者は「問題のあるゆで卵は発見次第、廃棄処分したため、食べた参加者はいない。流通過程を徹底的に調査し、供給業者に原因・対策を講じるよう要求した」と釈明している。

また、ジャンボリー内のマートにも問題があるという。例えば、トイレットペーパーを買うのに200mも並ぶ必要があり、値段も2ロールで4000ウォン(1ウォン=約0.1円)もするという。参加者から「全体的に高い。参加者を相手に暴利をむさぼっているようだ」という批判の声が上がっている。

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News