【8月1日 CGTN Japanese】今年9月に開かれる予定の第19回アジア競技大会(杭州アジア大会)は、「グリーン、インテリジェント、倹約、礼儀正しい」を開催理念とし、その中で「グリーン」がトップに置かれ、固体廃棄物に対する100%の安全な無害化処理を実現するということです。

 建築面積85万平方メートルの杭州国際博覧センターは、杭州アジア大会のメインメディアセンターやスカッシュ競技およびトレーニングの会場、大会の公式接待ホテルの機能を果たします。これまで、ここでは展示会が年中開かれ、各種ごみは毎年4000トンに上ります。「源からごみの減量」を推進するために、博覧センターはごみ分別の知能化システムを導入し、回収可能なもの、生ごみなどを含むすべてのエリアのごみをそれぞれ正確に統計し、源からエリアごとのごみの発生量を把握しました。

 固体廃棄物の減量の最大化と無害化処理を重視するだけでなく、杭州ではグリーンスタジアムの整備、グリーンエネルギー供給などの特別行動を打ち出し、44の改築または仮設の競技場の中で、組み立て式建築と再使用や再生利用できる材料を採用しています。スカッシュ競技場を例にとると、試合が終わった後、ガラスの壁、観客席などの施設は全体的に梱包して運び出すことができ、スカッシュ競技の普及のために関連業界に寄付することができます。大まかな統計によると、杭州アジア大会開催のために用いられる物資は回収利用率が50%を上回り、固体廃棄物は100%安全に無害化処理できるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News