【7月30日 AFP】(更新、写真追加)ウクライナの首都キーウで30日、巨大な祖国記念碑(Motherland Monument)の女神像が掲げている盾から、旧ソ連の国章を取り外す作業が行われた。政府は先に、旧ソ連の国章を、ウクライナの国章に取り替える計画を発表していた。

 記念碑は、ウクライナ史歴史博物館(National Museum of the History of Ukraine in the Second World War)の敷地に据えられている。女神像の高さは62メートル、台座を含めると102メートルに上る。

 盾の模様の取り替えは「非共産化」の取り組みの一環。キーウでは昨年にも、旧ソ連時代に設置され、ロシアとの友好を象徴していたモニュメントを、「ウクライナ国民の自由のアーチ(Arch of the Freedom of the Ukrainian People)」に改名。アーチの下に設置されていた労働者の像2体が撤去された。(c)AFP