【7月27日 CGTN Japanese】2023年度縄跳び世界選手権大会の決勝戦が現地時間23日、アメリカのコロラド州でおこなわれました。中国河南省(Henan)出身の杜婷婷(Du Tingting)選手(21歳・女性)が、自身が予選で記録した3分1028回の世界記録を3分1042回で破り、優勝しました。

 今回の縄跳び世界選手権は国際ジャンプロープ連合が設立されて以来初めて会場で開催されたものです。選手権史上、最大規模で参加範囲が最も広く、27の国と地域から1200人以上の選手が参加しました。

 決勝戦で杜選手は2回連続でミスをしましたが、すぐに気持ちを調整して、最終的に1042回の成績で優勝の座を獲得しました。

 杜選手は小学4年生から縄跳びの練習を始め、中学校から年中無休の高強度訓練を続け、訓練が最も多い時は毎日8時間を超えるということです。

 縄跳び種目にとって、数字を一つ増やすたびに大変な努力と時間が必要になります。例えば30秒で100回を達成した際、101回を実現するのは非常に難しいことです。3分間の縄跳び競技は、前半はテクニック、後半は意志が試されるとされます。

 2回連続で世界記録を更新した杜選手は、来年のアジア大会に向けて準備を続けています。自分を突破し、より良い成績を取ることが杜選手の目標です。(c)CGTN Japanese/AFPBB News