60代男性が川で溺れた女性を救い、異郷で落命
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【7月24日 CGTN Japanese】中国北西部の青海省(Qinghai)西寧市(Xining)で19日、62歳男性の徐輝さんが川で溺れた女性を救おうとして命を落としました。徐さんは南東部の長江沿いの江蘇省(Jiangsu)南通市(Nantong)の建築会社のシニアエンジニアで、西寧市で行われている建築工事の事業部長を務めていました。徐さんは19日午後0時15分ごろ、同僚3人との計4人で川辺を散歩していました。すると徐さんらに川から助けを呼ぶ声を聞こえました。見ると、女性が急流の中でもがいていました。4人は追いかけ、徐さんはすでに高齢だったにもかかわらず川に飛び込んで女性を救おうとしました。
川の流れは急で、浮かぶ物を吸い込むように渦を巻いていました。徐さんは冷たい水の中で数十メートルを泳いで女性に追いつき、片手でしっかりと女性を握り、もう片方の手で川面に垂れ下がった木の枝をつんで救おうとしましたが、体力が尽きて、女性とともに流されて行方不明になりました。
同僚はただちに警察に通報しました。駆けつけた関係者は捜索を行いましたが、徐さんと女性を発見することがなかなかできませんでした。捜索にはその後、100人以上が投入されました。その結果、日付が変わった翌日午前0時24分に、下流の小型発電所ダムの底の水面下十数メートルの発電機ブレードの近くで2人の遺体を発見しました。徐さんは引き揚げられた時も女性を救おうとする姿勢のままでした。救助隊員は深く感動したとのことです。
徐さんの遺族は22日、徐さんに代わって青海省西寧市城東区政府から、身の危険も顧みず命を救う勇敢な行動をしたことの表彰状を受け取りました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News