【7月20日 AFP】英対外情報部「MI6」のリチャード・ムーア(Richard Moore)長官は19日、ウクライナ侵攻に「がくぜんとしている」ロシア国民に「手を結ぼう」と呼び掛け、工作員に勧誘した。

 ムーア氏はチェコの首都プラハで行った演説とインタビューで、1968年の民主化運動「プラハの春(Prague Spring)」をソ連軍主導のワルシャワ条約機構(WPO)軍が弾圧したことを引き合いに出してロシア人を勧誘した。

「自国の軍隊がウクライナの都市を粉砕し、罪のない家族を家から追い出し、大勢の子どもを拉致している姿に声もなくがくぜんとしているロシア人は大勢いる」「多くのロシア人は指導部の卑劣さ、内紛、徹底的な無能ぶりを目の当たりにし、先人たちが1968年に感じたのと同じジレンマと良心の呵責(かしゃく)に苛まれている」と語った。

 さらに、「この1年半の間に他の人々が行ってきたように、私も彼ら(ロシアの人々)に手を結ぼうと呼び掛ける。われわれの門戸はいつでも開いている」と述べ、ウクライナ侵攻に反対するロシア人をMI6に勧誘した。(c)AFP