【7月15日 AFP】ウクライナ大統領府のアンドリー・イェルマーク(Andriy Yermak)長官は14日、東部と南部の領土をロシア軍から奪還する反転攻勢の進展は遅々たる歩みにとどまっていると認めた。

 イェルマーク氏は記者会見で、「現在のところ、進軍はそれほど迅速ではない」と述べ、苦戦を認めた。

 続けて「問題が起きそうなら、われわれは公表する。粉飾するつもりはない」とも述べた。

 一方、ロシアとの交渉については、ロシア軍がウクライナから撤退するまでは行わない方針を改めて強調。

「ロシア軍がウクライナ領から撤退するまでは、考慮の余地はない」と述べた。(c)AFP