【06月24日 KOREA WAVE】
ソウルの新たな名所として生まれ変わった龍山公園部分開放敷地(ソウル観光財団提供)(c)news1
ソウルの新たな名所として生まれ変わった龍山公園部分開放敷地(ソウル観光財団提供)(c)news1

◇龍山コース:龍山公園部分開放敷地~戦争記念館

龍山(ヨンサン)公園の部分開放敷地内の米軍将校宿舎は、赤レンガでできた建物が整然と並んでいて、米国旅行に来たかのような錯覚がある。

龍山公園の部分開放敷地は、朝鮮戦争(1950~53)を経て、現在まで分断国家として残っている朝鮮半島の歴史を示す空間だ。龍山基地が2016年に平沢(ピョンテク)に移転して敷地が返還され、この一帯を公園として造成し始めた。

米軍将校の宿舎を開放してつくった龍山公園部分開放敷地(ソウル観光財団提供)(c)news1
米軍将校の宿舎を開放してつくった龍山公園部分開放敷地(ソウル観光財団提供)(c)news1

龍山公園に足を踏み入れると、赤レンガの建物の間に、大きな木がそびえる。緑色が敷地を埋め尽くし、叙情的な風景を醸し出す。

戦争記念館には朝鮮戦争当時に使われたさまざまな軍事兵器が展示されている(ソウル観光財団提供)(c)news1
戦争記念館には朝鮮戦争当時に使われたさまざまな軍事兵器が展示されている(ソウル観光財団提供)(c)news1

龍山戦争記念館は、朝鮮戦争や文禄・慶長の役(壬辰倭乱)などで殉国した先祖の護国精神を称えるためにつくられた博物館だ。

(おわり)

(c)news1/KOREA WAVE/AFPBB News