モウリーニョ監督 UEFA主催大会4試合でベンチ入り禁止 審判に暴言
発信地:ローザンヌ/スイス
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【6月22日 AFP】欧州サッカー連盟(UEFA)は21日、イタリア・セリエAのASローマ(AS Roma)を率いるジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督に対し、主審への暴言があったとして4試合の欧州大会ベンチ入り禁止処分を科した。
モウリーニョ監督は5月のヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2022-23)決勝でPK戦の末にセビージャFC(Sevilla FC)に敗れた後、試合を裁いたアンソニー・テイラー(Anthony Taylor)氏に駐車場で暴言を吐いていた。
UEFAは「マッチオフィシャルに向けてののしりの言葉を投げた」とし、連盟が管轄するクラブ大会4試合でのベンチ入りを科したと発表した。
ローマは来季、ヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2023-24)でグループステージから出場することになっている。
テイラー氏は物議を醸した決勝戦の翌日、家族とともにハンガリー・ブダペストの空港でローマのファンから嫌がらせも受けていた。
またローマは、ファンによる「花火の点火や物の投げ込み、破壊行為、騒乱」があったとして、5万ユーロ(約780万円)の罰金に加えて、次の欧州大会のアウェー戦でファンの帯同を禁止された。(c)AFP