セビージャが最多7度目のEL制覇 PK戦でローマ下す
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【6月1日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2022-23)は31日、ハンガリー・ブダペストで決勝が行われ、セビージャFC(Sevilla FC)は1-1で迎えたPK戦の末、4-1でASローマ(AS Roma)を下し、最多記録を更新する通算7度目の大会制覇を遂げた。
ローマは35分にパウロ・ディバラ(Paulo Dybala)が先制ゴールを挙げたものの、セビージャは55分にDFジャンルカ・マンチーニ(Gianluca Mancini)のオウンゴールで追いついた。
迎えたPK戦ではセビージャのGKボノ(Yassine Bounou 'Bono’)がマンチーニとロジェール・イバニェス(Roger Ibanez)のキックをストップしてヒーローになると、昨年のW杯カタール大会(2022 World Cup)決勝のPK戦でアルゼンチンを勝利に導くキックを成功させたゴンサロ・モンティエル(Gonzalo Montiel)が、エンクローチメントによる蹴り直しを成功させ、再びチームに勝利をもたらした。
セビージャを率いるホセ・ルイス・メンディリバル(Jose Luis Mendilibar)監督は、3月に就任したばかりながら、初のメジャータイトルを手にする快挙を成し遂げた。ベテラン指揮官は降格の危機からクラブを救うべく招聘(しょうへい)されると、リーグ残留に加えて欧州大会での栄光にチームを導いた。
一方でローマのジョゼ・モウリーニョ(Jose Mourinho)監督は、5度の優勝を果たしている欧州カップ戦の決勝で初めて黒星を喫した。(c)AFP/John WEAVER