【6月20日 AFP】オランダの裁判所は19日、サッカー元同国代表FWのクインシー・プロメス(Quincy Promes、31)に対し、家族の集まりで身内を刺した罪で禁錮18月を言い渡した。

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 スパルタク・モスクワ(Spartak Moscow)所属のプロメスは現在ロシアで生活しているため、判決の言い渡しには出席しなかった。弁護人は、プロメスが控訴する意向だとしている。

 裁判では、プロメスが2020年に行われた家族の誕生日会で、盗まれたネックレスをめぐって親戚の一人と揉め、脚を刺したことが分かった。

 検察側は当初、殺人未遂の罪でプロメスを訴追していたが、その後取り下げていた。

 プロメスはオランダ代表で通算50試合に出場し、7ゴールを記録。2021年の欧州選手権(UEFA Euro 2020)にも出場したが、その後は代表に選ばれていない。(c)AFP