【6月19日 CGTN Japanese】中国東部の浙江省(Zhejiang)紹興市(Shaoxing)では、自動運転バスの路線がこのほど正式に開通しました。この路線は浙江省初の自動運転バス路線で、今秋開催される杭州アジア大会(紹興市は同大会の協力都市の一つ)の期間中にも送迎サービスを提供します。

 この路線の全長は約5.7キロで、中国のバス製造大手「宇通集団(Yutong Bus)」が新しく開発した「小宇」純電動自動運転バスが採用されました。バスの長さは約5.5メートル、最高設計時速は40キロで、主に浙江省紹興市の野球(ソフトボール)スポーツ文化センターの中を走行する予定です。

 走行中、車両のスピード、軌跡、道路環境などの情報が車内に設置された大スクリーンにリアルタイムに表示され、乗客は携帯電話で予約するだけで、無料で乗ることができるということです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News