【6月19日 CGTN Japanese】中国北部の河北省(Hebei)廊坊市(Langfang)で17日に開催された第40回中国・廊坊国際経済貿易商談会の国際越境EC発展フォーラムで、中国税関総署は2022年の越境ECによる輸出入の状況を紹介しました。

 中国税関によると、中国の越境EC貿易総額は前年比7.1%増の2兆1000億元(約41兆7000億円)で、初めて2兆元(約39兆8000億円)の大台を突破しました。2022年に中国で越境ECが全国物品貿易の貿易総額に占めた割合は、前年からほぼ横ばいの4.9%でした。うち輸出額は前年比10.1%増の1兆5300億元(約30兆4000億円)で、輸出総額に占める割合は6.4%でした。輸入額は0.8%減の5278億元(約10兆5000億円)で、輸入総額に占める割合は2.9%でした。

 また、中国の越境ECの主な輸出先では、米国が34.3%、英国が6.5%だったのに対して、輸入先では、日本が21.7%、米国が17.9%でした。

 輸出商品では消費財が92.8%で、うちアパレル類や靴類・バッグ類は33.1%、携帯電話などの電子製品は17.1%を占めました。輸入商品では消費財が98.3%で、うち化粧品やパーソナルケア用品は28.4%、生鮮食品は14.7%を占めました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News