【6月4日 AFP】男子テニスのラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)が股関節の故障を確認するための関節鏡手術を受けたことについて、広報担当は3日、結果は「前向き」だったが、再びプレーできるようになるまでには5か月が必要になると話した。

 その言葉通りであれば、ナダルは11月の国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2023)には復帰が間に合うことになる。しかし、それ以外の今季の残りは全休する可能性が高く、本格復帰は本人が現役最終シーズンになると話している2024年になる。

 広報はスペイン・バルセロナ(Barcelona)で行われた手術が「前向き」な結果だったと話しつつ、「通常の回復プロセスとしては、5か月が見込まれている」と明かした。

 3日に37歳の誕生日を迎えたナダルは先月、股関節の負傷が思ったように癒えていないため、離脱期間がさらに延びると話していた。現在開催中で、14回の優勝を飾っている全仏オープン(French Open 2023)も2004年以来の欠場。2回優勝している来月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)も見送ることになる。(c)AFP