【6月3日 AFP】男子テニス、四大大会(グランドスラム)通算22勝を誇るラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)は2日、ツアー離脱の原因となっている股関節の故障を確認するための関節鏡手術を受けた。結果は37歳の誕生日に当たる3日に判明する。

 ナダルは1月の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2023)で股関節を負傷して以来、ツアーを離脱している。当初は6週間程度で治ると想定していたが、先月、回復の遅れを理由に休養期間を延ばすと発表した。

 具体的な復帰時期は設定していないものの、これまで2度制している来月のウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)も欠場する見通しで、11月に行われる男子の国別対抗戦デビスカップ(Davis Cup 2023)を目標にしていると話している。

 ナダルは先日、2024年が現役最後のシーズンになる可能性が高いとの考えを示している。(c)AFP