【6月3日 AFP】サッカーフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は2日、元スペイン代表のDFセルヒオ・ラモス(Sergio Ramos)が今シーズン限りで退団すると発表した。PSGでは、アルゼンチン代表のリオネル・メッシ(Lionel Messi)も退団の見通しとなっている。

 翌日にホームでクレルモン・フット・オーヴェルニュ63(Clermont Foot Auvergne 63)との今季最終戦を控える中、ラモスもソーシャルメディアに「あすは特別な日だ。人生の一つのステージと、PSGに別れを告げることになる。自分の家のように感じられる場所がどれだけあるか分からないが、PSGとファン、そしてパリは紛れもなくその一つだ」と投稿した。

 スペイン代表として2010年のW杯南アフリカ大会(2010 World Cup)を制したラモスは、4度の欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League)制覇を果たしたスペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)から2021年夏にPSGに加入。

 在籍2シーズンで公式戦57試合に出場し、2度のリーグ優勝に貢献したが、入団時に優勝を目指していたチャンピオンズリーグでは、2年連続でベスト16敗退となった。

 PSGでは、ブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)にも退団報道が出ている。(c)AFP