【5月28日 AFP】27日に英ロンドンのトゥイッケナム・スタジアム(Twickenham Stadium)で行われたラグビーイングランド・プレミアシップ・プレーオフ決勝に「ジャスト・ストップ・オイル(Just Stop Oil)」の環境活動家2人が侵入し、試合が一時中断した。

 サラセンズ(Saracens)とセール・シャークス(Sale Sharks)の一戦が6-6となって迎えた前半21分ごろ、「Just Stop Oil」と書かれたオレンジ色のTシャツを着た2人がグラウンドに入り込み、オレンジ色の粉をピッチ上にまいた。

 活動家の一人が警備員からラグビーのようなタックルを受けると、トゥイッケナムの観客からは大歓声が上がった。2人はすぐさま排除され、試合はまもなく再開した。

 英国でのイベントでは最近、この試合以外にも「チェルシー・フラワーショー(Chelsea Flower Show)」や世界スヌーカー選手権(World Snooker Championship)でも同様の抗議活動が行われた。(c)AFP