フェルスタッペン、激戦制し初のPP獲得 モナコGP
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【5月28日 AFP】23F1第7戦モナコGP(Monaco Grand Prix 2023)は27日、予選が行われ、レッドブル(Red Bull)のマックス・フェルスタッペン(Max Verstappen)が終盤の激しい争いを制し、同GPでは初となるポールポジションを獲得した。
総合2連覇中で今季も首位のフェルスタッペンは、最終アタックの最終セクターでアストンマーティン(Aston Martin F1)のフェルナンド・アロンソ(Fernando Alonso)との約0.3秒差を逆転し、1分11秒365の最速タイムを記録。通算23回目のポールポジションを獲得し、チームメートで今季2位につけるセルヒオ・ペレス(Sergio Perez)との差を広げるチャンスを手にした。
フェルスタッペンは「このコースでは、少し苦しい戦いになるのは分かっていた」と話し、「ここでの予選は全力を出し、リスクを犯さなくてはならない」とコメントした。
アロンソが0秒084差の2番手、フェラーリ(Ferrari)のシャルル・ルクレール(Charles Leclerc)が3番手に入った。しかしルクレールはマクラーレン(McLaren)のランド・ノリス(Lando Norris)の進路を妨害したとして、3グリッド降格の処分を受けた。
アルピーヌ(Alpine F1)のエステバン・オコン(Esteban Ocon)が4番手に入り、以下はフェラーリのカルロス・サインツ・ジュニア(Carlos Sainz Jr.)、マシンを改良したメルセデスAMG(Mercedes AMG)のルイス・ハミルトン(Lewis Hamilton)、ピエール・ガスリー(Pierre Gasly)と続いた。
アルファタウリ(AlphaTauri)の角田裕毅(Yuki Tsunoda)は9番手に入った。昨年王者で、市街地コースを得意とするペレスはQ1でクラッシュして敗退し、決勝は最後尾からのスタートとなる。(c)AFP