【5月26日 AFP】韓国で26日、南東部の大邱国際空港(Daegu International Airport)に向かっていたアシアナ航空(Asiana Airlines)機で、乗客が着陸直前に非常扉を開けるトラブルが起きた。航空機は無事着陸したが、乗客数人が病院に搬送された。同社がAFPに明らかにした。

 国内線のエアバス(Airbus)A321-200型機には、200人近い乗客があった。アシアナの担当者は、上空200メートルを飛行中、非常口付近に座っていた乗客が「レバーに触れ、手動で扉を開けた」と話した。

 予期せぬ事態に、乗客の一部が呼吸困難に陥り、着陸後に数人が病院に搬送されたが、深刻な状況にはないという。

 韓国の聯合(Yonhap)ニュースによると、9人が入院した。

 アシアナ航空は、扉を開けた乗客は警察で取り調べを受けていると述べた。