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【05月17日 KOREA WAVE】韓国教員団体総連合会が、韓国の教員6751人に「現在の教職生活に満足して幸せですか」と尋ねたところ、「とても幸せだ」(3.6%)と「概ね幸せだ」(20.0%)など肯定的に答えた割合は23.6%にとどまったことがわかった。同連合会が2006年にアンケート調査を始めて以来、教職満足度の割合が20%台になったのは初めて。

2006年の初回の調査では「満足している」という回答率が67.8%だった。新型コロナウイルスの防疫措置が始まり、教師の業務量が増えた2020年には教師の教職満足度比率は32.1%だった。

同連合会関係者は「授業妨害など生徒の問題行動にも制止する方法がなく、積極的に指導しても無差別的な抗議、悪意のある苦情、児童虐待と通告され、教員の自尊心が傷つけられている。若い教師たちの間で教職が『極限職業』に転落した」と分析している。

教員の士気はここ数年で急激に低下している。今回のアンケート調査でも「教員の士気は最近1~2年どのように変化したと思いますか」という質問に「非常に下がった」という回答が56.1%で半分を超えた。「概して下がった」という回答も31.4%に達した。

「学校現場で教員の教権(教師の権威・権利)は保護されていると思いますか」という質問には「そうではない」という回答が69.7%だった。

(c)MONEYTODAY/KOREA WAVE/AFPBB News