【5月11日 AFP】仏AFP通信のウクライナ駐在記者、アルマン・ソルディン(Arman Soldin)氏(32)がロケット砲による攻撃を受けて死亡した問題について、仏司法当局は、戦争犯罪の疑いで捜査を開始した。検察のテロ対策部門が10日、明らかにした。

 ソルディン氏は9日、AFP取材班の一員としてウクライナ東部ドンバス(Donba)地方のチャシウヤール(Chasiv Yar)郊外を取材中、多連装ロケット砲BM21「グラート(Grad)」による攻撃を受け死亡した。

 検察によると、人道に対する罪やヘイトクライム(憎悪犯罪)を担当する捜査機関OCLCHが今後、ソルディン氏が死亡した詳しい経緯について調べを進める。(c)AFP