【5月4日 AFP】テニス、マドリード・オープン(Mutua Madrid Open 2023)は3日、男子シングルス準々決勝が行われ、連覇を狙う大会第1シードのカルロス・アルカラス(Carlos Alcaraz、スペイン)が6-4、7-5で第10シードのカレン・ハチャノフ(Karen Khachanov)を下し、4強入りを果たした。

 アルカラスは準決勝が行われる5日が20歳の誕生日のため、これが10代最後の試合となった。第2セットは2-5からの逆転で、「非常に細かい部分が勝敗を分けた。勝ち抜けてとてもうれしい」と話した。

 準決勝では第17シードのボルナ・チョリッチ(Borna Coric、クロアチア)と対戦する。チョリッチはラッキールーザーのダニエル・アルトマイヤー(Daniel Altmaier、ドイツ)を6-3、6-3で退けた。

 アルカラスはマドリード・オープンで優勝すれば、次週のイタリア国際(Internazionali BNL d’Italia 2023)で1試合プレーするだけで、今大会を肘のけがで欠場したノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)を抜いて世界ランキング1位に浮上する。(c)AFP