英国王戴冠式欠席は「無礼」 トランプ氏、バイデン氏を非難
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【5月4日 AFP】訪英中のドナルド・トランプ(Donald Trump)前米大統領(76)は3日、ジョー・バイデン(Joe Biden)大統領(80)がチャールズ英国王(King Charles III)の戴冠式に参列しないのは「無礼」だと非難した。
戴冠式には、バイデン氏の代わりにジル(Jill Biden)大統領夫人が出席する。英米当局は、これまで英君主の戴冠式に参列した米大統領はいないため、前例に倣った対応だと説明している。1953年のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)の戴冠式にも米大統領は参列していない。
トランプ氏は自身が所有するスコットランドのゴルフリゾートの一つで、英政治家で長年の盟友であるナイジェル・ファラージ(Nigel Farage)氏による英GBニュース(GB News)のインタビューに応じ、「米大統領として戴冠式に出席せずに寝ている人物がいたら、悪いことだと思う」「あってはならない無礼なことだ」と語った。
さらに「私なら参列する。非常に重要な行事だからだ。彼(バイデン氏)にとってはここに来るのが物理的に難しいのだろう」「だが、米国の代表としてここに来るべきだ。来ないと聞いた時は驚いたよ」と続けた。
戴冠式には、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領やアンソニー・アルバニージー(Anthony Albanese)豪首相ら、各国首脳や国家元首、王族ら約2000人が参列する。(c)AFP