【5月3日 AFP】サッカーフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属するリオネル・メッシ(Lionel Messi)が、クラブの許可を得ずサウジアラビアへ渡航して活動停止処分に直面していると、2日にクラブ関係者が明かした。

 この関係者はメッシの活動停止処分は「数日間」としており、「トレーニングもプレーもできず、処分中は給与も支払われない」と付け加えた。

 一方で別のクラブ関係者はメッシが「おそらく」2週間出場停止になるとし、「クラブより大事な人間はいない」と述べた。フランスの各メディアも、2週間の処分を受けると報じている。

 メッシは4月30日に敗戦を喫したロリアン(FC Lorient)戦に出場後、サウジアラビア観光局との契約の一環として渡航していた。しかし、クリストフ・ガルティエ(Christophe Galtier)監督が試合翌日の通常の休養日をキャンセルしたため、メッシは今月1日のトレーニングに参加できなかった。

 関係者によると、メッシは3日のトレーニングも欠席するという。

 PSGは7日に敵地でトロワ(Troyes AC)との対戦を控えているが、メッシはこの試合を欠場するものとみられている。また、2週間の活動停止となれば、13日にホームで行われるアジャクシオ(Ajaccio AC)戦も欠場が見込まれる。(c)AFP