米国で飼育のパンダ「ヤーヤー」、帰国へ
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【4月27日 CGTN Japanese】米国で飼育されていたジャイアントパンダのヤーヤーが現地時間26日午前、テネシー州のメンフィス動物園を出発し、帰国の途に就きました。
メンフィス動物園では現地時間8日、ヤーヤーの送別会が行われ、約500人が参加しました。多くのアメリカ人が別れを告げに行き、ヤーヤーへの惜別の気持ちを示しました。
ヤーヤーは帰国後、まず上海で30日ほど隔離検疫を受ける予定です。また、北京動物園は飼育の場所や飼育プラン、医療保障、飼料供給などでヤーヤーの到来を迎える準備ができています。世界動物保護協会の研究者である孫全輝氏は、「ヤーヤーは23歳で、明らかに高齢期に入った。帰国後、ヤーヤーは新しい生活環境に入る。海外で20年近く暮らしているヤーヤーは慣れないかもしれない。しばらくの間、なるべく観光客からの邪魔を減らし、口に合う食べ物と適切な住環境を提供し、できるだけ早く新しい環境に慣れるよう手伝うべきだ」と述べました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News