中国東北部の川でサケの稚魚69万匹放流
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【4月26日 CGTN Japanese】中国東北部・黒竜江省の南東部にある牡丹江市が管轄する県級市・東寧市の綏芬河河畔で25日、毎年恒例のサケの増殖放流イベントが行われ、サケの稚魚69万匹が放流されました。
放流された稚魚は、6か月かけて人工ふ化と飼育されたもので、体長は4.5~7センチです。毎年4月下旬がサケの稚魚の放流に最適な時期で、稚魚の生育率が高まるということです。
増殖放流は、野生魚資源の回復における重要な手段です。サケの人工ふ化と放流は、漁業資源の保護と増殖、自然漁業の持続可能な発展を実現するための重要な取り組みです。東寧市はここ35年、社会各界の力を動員してサケの増殖と放流活動を積極的に展開し、累計1500万匹を超える稚魚を放流し、水域の生態環境を改善・修復し、綏芬河の生物多様性を効果的に維持してきました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News