【4月22日 AFP】22-23フランス・リーグ1は21日、第32節の試合が行われ、首位パリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)はキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)の2得点で最下位アンジェSCO(Angers SCO)を2-1で下し、リーグ優勝にまた一歩近づいた。

 エムバペは9分に先制点を入れると、26分にも追加点を挙げ、今季の得点数をリーグ単独トップの22に伸ばした。リオネル・メッシ(Lionel Messi)は1点目の起点となり、2点目は裏への絶妙なスルーパスでアシストした。

 大勝するかに思われたPSGだったが、試合終了間際の87分にサダ・ティウブ(Sada Thioub)に1点を返され、パフォーマンスに疑問も残った。それでも、これで3連勝。残り6試合で2位オリンピック・マルセイユ(Olympique de Marseille)との差を11ポイントに拡大した。

 マルセイユが敵地で挑む23日のオリンピック・リヨン(Olympique Lyon)戦で差を縮める可能性はあるが、単独最多となる通算11回目、カタール資本になった2011年以降では9回目となるPSGのリーグ優勝はほぼ確実となっている。(c)AFP/Andy SCOTT