大坂がウィンブルドン前哨戦8強 1時間足らずで快勝
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【6月13日 AFP】テニス、リベマ・オープン(Libema Open 2024)は12日、女子シングルス2回戦が行われ、元世界ランキング1位の大坂なおみ(Naomi Osaka)は6-2、6-2でスーザン・ラメンス(Suzan Lamens、オランダ)を下し、準々決勝に進出した。
力強いサーブとグラウンドストロークでラメンスを圧倒し、1時間足らずで勝利した。
大坂は試合後、「間違いなく前よりリラックスできている。より落ち着いてプランを遂行できているし、とにかく戻ってきたことに感謝している」と述べた。
先日の全仏オープン(French Open 2024)2回戦で、最終的に大会を制した世界1位のイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)をマッチポイントまで追い詰めるなど最近の好調の要因については「自信を持ってリターンできていることとミスを受け入れられていること」を挙げた。
過去の四大大会(グランドスラム)4勝はいずれもハードコートの全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament)と全米オープン(US Open Tennis Championships)で獲得したもので、グラス(芝)コートは得意でないと自ら認めているが、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2024)の開幕を前に世界1位だった頃の調子を取り戻しつつあるように見える。
準々決勝ではビアンカ・アンドレスク(Bianca Andreescu、カナダ)と対戦する。アンドレスクは第6シードの袁悦(Yuan Yue、中国)をストレートで下し、8強入りした。(c)AFP