【4月17日 AFP】英看護師労組「王立看護協会(RCN)」のパット・カレン(Pat Cullen)委員長は16日、賃上げをめぐる政府との交渉が妥結しなければ、組合員がクリスマスまでストを継続する構えであることを明らかにした。

 委員長はBBC放送の番組で、RCNは4月末と5月初めにストを実施した後、年末までもストを継続するか組合員投票を行う計画だと述べた。「賛成票が多ければクリスマスまで続けるとになる」と語った。

 RCNと政府は3月、5%の賃上げ案で合意していたが、14日の投票で組合員の54%が受け入れを拒否、スト継続方針が固まった。

 組合員は30日午後8時から48時間ストを実施する予定。救急科や集中治療室、がん治療室の職員も今回から参加する。(c)AFP