【4月17日 AFP】22-23NBAは16日、各地でプレーオフ1回戦(7回戦制)が行われ、ウエスタンカンファレンス第7シードのロサンゼルス・レイカーズ(Los Angeles Lakers)は128-112で第2シードのメンフィス・グリズリーズ(Memphis Grizzlies)に先勝。レイカーズの八村塁(Rui Hachimura)はベンチスタートから29得点で勝利に貢献した。ベンチスタートからの29得点は、プレーオフにおける球団最多記録タイ。

 レイカーズは、相手エースのジャ・モラント(Ja Morant)が第4クオーター途中にけがで退場した隙を突き、終盤に一気に突き放した。

 レイカーズは他にプレーオフデビュー戦となったオースティン・リーブス(Austin Reaves)が、第4クオーターだけで14得点を決めるなど23得点。アンソニー・デイビス(Anthony Davis)が22得点12リバウンド7ブロック、レブロン・ジェームズ(LeBron James)が21得点11リバウンド5アシスト、ディアンジェロ・ラッセル(D'Angelo Russell)が19得点7アシストを記録した。

 レイカーズの4人以上の選手がプレーオフの同じ試合で20得点以上を挙げたのは1988年以来となった。

 リーブスは「とにかくみんなで頑張っている。うちにはレブロンにAD(デイビス)と、すでにこの立場を経験している大舞台で強い選手がいる。塁も素晴らしいプレーをした」と話し、「チームの最高の勝利だ」と喜んだ。

 イースタンカンファレンス第1シードのミルウォーキー・バックス(Milwaukee Bucks)は、グリズリーズと同じくエースのヤニス・アデトクンポ(Giannis Antetokounmpo)が負傷退場。腰のけがにより、第1クオーターで大黒柱を失ったチームは117-130で第8シードのマイアミ・ヒート(Miami Heat)との初戦を落とした。

 ヒートはジミー・バトラー(Jimmy Butler)が35得点11アシスト、バム・アデバヨ(Bam Adebayo)が22得点、ケビン・ラブ(Kevin Love)がベンチから18得点でチームをけん引した。(c)AFP