【3月28日 AFP】世界最多の来館者数を誇る仏パリのルーブル美術館(Louvre Museum)が27日、エマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)政権による年金改革に反対しストライキを決行した従業員により入り口がふさがれ、終日休館となった。

 国内の美術館の多くは月曜日が休館日だが、ルーブルは火曜日が休館日となっている。

 ルーブルはツイッター(Twitter)に英語で、「ストライキの影響で現在、開館できません」と投稿した。

 ルーブルなどの文化施設の従業員ら数十人が同美術館の外で、年金改革反対の横断幕や労働組合の旗を掲げた。

 ルーブルの昨年の入館者数は約800万人に上る。レオナルド・ダビンチ(Leonardo da Vinci)の「モナリザ(Mona Lisa)」などの名画を鑑賞しようと、同館を象徴する「ピラミッド」前には常に長い列ができる。(c)AFP