【3月24日 AFP】米国の信用調査会社ミンツ・グループ(Mintz Group)は24日、中国・北京の事務所で働く中国人従業員5人が当局に拘束されたと発表した。

 同社はAFPへの電子メールで、現地オフィスが閉鎖されたと説明した。さらに当局との連絡と、社員とその家族を支えるための法律顧問を雇ったと明らかにした。

 これまでに当局から、ミンツに問題があったという正式な法的通知はないとした上で、当局に対し従業員の解放を要請したとしている。

「ミンツグループは中国で合法な事業を行う許可を取得しており、常に透明性のある、倫理的で、関係する法律や規制に沿って事業を行ってきた」とし、「誤解を解くために」当局に協力する用意があると述べた。

 ミンツは詐欺や汚職、企業内の不適切行為などの調査のほか、身辺調査を手掛けている。(c)AFP