【3月24日 AFP】サッカー国際親善試合が23日、アルゼンチン・ブエノスアイレスで行われ、アルゼンチンはリオネル・メッシ(Lionel Messi)のキャリア通算800ゴール目などでパナマを2-0で退け、W杯カタール大会(2022 World Cup)の凱旋(がいせん)試合を飾った。

 アルゼンチンは、枠をたたいたメッシのFKの跳ね返りをティアゴ・アルマダ(Thiago Almada)が押し込み先制すると、終了間際にはメッシが鮮やかなFKで追加点を奪った。

 試合前には、8万3000人の満員のファンの頭上で花火が打ち上げられて会場は熱狂的な空気に包まれ、感動的な夜となった。ファンはカタールW杯期間中に使われた応援歌でメッシらの入場を迎え、中には目に涙を浮かべる選手もいた。

 祝勝ムードは試合後も続き、家族を連れたW杯の優勝メンバー全員にレプリカのトロフィーが授与された。

 メッシは「この瞬間をずっと夢見ていた。最高の瞬間だ」と喜んだ。チームをW杯制覇に導いたリオネル・スカローニ(Lionel Scaloni)監督も声を震わせながら「選手たちには一生感謝し続ける」と話し、涙を流した。(c)AFP/Liliana SAMUEL