【3月3日 AFP】サッカーアルゼンチン代表のスーパースター、リオネル・メッシ(Lionel Messi)の故郷アルゼンチン・ロサリオ(Rosario)で2日未明、メッシの妻の家族が所有するスーパーマーケットに銃弾14発が撃ち込まれた。

 現場には「メッシ、お前を待っている。ハフキン(ロサリオ市長)は麻薬の売人で、お前の面倒は見てくれない」と書かれた脅迫メッセージが残された。

 目撃者によると、男2人が午前3時前にバイクで店に乗り付けると、1人が降りて発砲した後、メッセージを残して立ち去ったという。

 ロサリオは麻薬取引の中心地となり、昨年は287件の殺人が発生するなどアルゼンチンで最も危険な街となっている。パブロ・ハフキン(Pablo Javkin)市長は、この店がメッシの妻アントネラ(Antonella Roccuzzo)さんの家族のものであることを認め、「街に混乱をもたらすこと」を目的とした襲撃だと主張した。

 地元警察によれば、襲撃のあった時間帯に敷地内に人はおらず、負傷者は出なかった。事件を担当する検察は、アントネラさんの家族への脅迫は過去に確認されたことはないとしている。(c)AFP