米大統領、アイルランド首相と「聖パトリック・デー」祝う
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【3月20日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は17日、アイルランドのレオ・バラッカー(Leo Varadkar)首相をホワイトハウスに迎え、祝日「聖パトリック・デー(St. Patrick's Day)」を祝った。バイデン氏は4月10日前後にアイルランドと北アイルランドを訪問する予定を明らかにしている。
バイデン氏は一家のルーツがアイルランドにあると公言しており、演説にもアイルランドの詩を引用することがある。
胸元にアイルランドを象徴するクローバー「シャムロック」を着けたバイデン氏は、聖パトリック・デーは家族にとって「重要な日」だと述べた。
バラッカー氏もシャムロックを身に付け、欧州連合(EU)離脱後の英国と北アイルランド、アイルランド間の物流規則をめぐる協議に際しての米国の支援に謝意を示した。
バイデン氏はこれに先立ち、英国のリシ・スナク(Rishi Sunak)首相との会談で、アイルランドと北アイルランドを訪問する予定だと語っていた。北アイルランド紛争を終結させた1998年の和平協定「ベルファスト合意(Belfast Agreement)」の記念日である4月10日前後とみられている。同合意は「聖金曜日の合意」とも呼ばれている。(c)AFP/Sebastian Smith