ヘンリー王子長女は「リリベット・ダイアナ王女」 称号問題解消へ
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【3月9日 AFP】ヘンリー英王子(Prince Harry)と妻メーガン妃(Meghan, Duchess of Sussex)が、長女のリリベット(Lilibet)ちゃん(1)に「王女」の称号を使い始めた。夫妻の2人の子どもの「称号問題」は解消に向かうことになりそうだ。
夫妻の広報担当者は英PA通信(Press Association)に対し、「リリベット・ダイアナ王女(Princess Lilibet Diana)」の洗礼式が3日に行われたと説明した。式は米カリフォルニア州にある夫妻の自宅で行われたとされる。
長男アーチー(Archie)ちゃん(3)とリリベットちゃんは、昨年9月に王子の父チャールズ国王(King Charles III)が即位したことで自動的に「王子」と「王女」となった。しかし、英王室の公式ウェブサイトにある王位継承順位のページでは、敬称は「君(master)」と「嬢(miss)」のままとなっている。
英王室はこれについてPA通信に対し、ページを更新する予定だと述べた。
王子夫妻は2020年に王族を離脱しカリフォルニア州に移住したが、称号の使用をめぐる問題は火種の一つとなっていた。メーガン妃は21年3月放送の米トーク番組司会者オプラ・ウィンフリー(Oprah Winfrey)さんとのインタビューで、王室はアーチーちゃんを「王子にしたくなかった」と語っていた。(c)AFP