【3月4日 AFP】男子テニスのノバク・ジョコビッチ(Novak Djokovic、セルビア)は3日、BNPパリバ・オープン(BNP Paribas Open 2023)とマイアミ・オープン(Miami Open 2023)出場に向けた米国への入国申請について、全米テニス協会(USTA)と全米オープン(US Open Tennis Championships)の主催者から支持を得た。

 ジョコビッチは現在、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のワクチン接種を受けていないため米国への入国が禁じられており、入国の特別許可を米当局に申請している。

 全米オープンはこの日公式ツイッター(Twitter)への投稿で、「ノバク・ジョコビッチはテニス史上最も偉大な王者の一人だ」とし、「USTAと全米オープンは、彼の入国申請が無事に通り、ファンがインディアンウェルズ(Indian Wells、BNPパリバ・オープン)とマイアミで再び活躍する彼の姿を見られることを願っている」とつづった。

 BNPパリバ・オープンは8日、マイアミ・オープンは22日に開幕するが、米運輸保安局(TSA)は先日、外国人入国者に対するワクチン接種義務について、少なくとも4月半ばまで継続する方針を示している。

 ジョコビッチは今週、出場中のドバイ・テニス選手権(Dubai Duty Free Tennis Championships 2023)で報道陣に対し、今は入国の特別許可が下りるかどうかの判断を待っているところで、BNPパリバ・オープンのドローが決まる6日までに回答が聞けることを望んでいると話していた。(c)AFP