【3月4日 AFP】テニス、ドバイ・テニス選手権（Dubai Duty Free Tennis Championships 2023）は3日、男子シングルス準決勝が行われ、大会第3シードのダニール・メドベージェフ（Daniil Medvedev）が6-4、6-4で第1シードのノバク・ジョコビッチ（Novak Djokovic、セルビア）を破り、決勝進出を果たした。

　メドベージェフはこれで連勝を13に更新。今季は一時2019年7月以来となるトップ10圏外を経験したが、開幕から15戦無敗だったジョコビッチも止めて完全復活をうかがわせている。

　ABNアムロ・オープン（ABN AMRO Open 2023）、カタール・エクソンモービル・オープン（Qatar ExxonMobil Open 2023）に続く3週連続優勝が懸かる決勝では、連覇を狙う同胞のアンドレイ・ルブレフ（Andrey Rublev）と激突する。

　一方、世界ランキング1位のジョコビッチはメドベージェフの2倍となる14本のアンフォーストエラーが響き、昨季最終戦のATPファイナルズ（ATP Finals 2022）から続いていた連勝が20でストップ。メドベージェフ戦の連勝も4で止まった。

　第2シードのルブレフは第7シードのアレクサンダー・ズベレフ（Alexander Zverev、ドイツ）を6-3、7-6（11-9）で下し、決勝に進出。ズベレフと6度目の対戦で初勝利を挙げた。(c)AFP/Reem Abulleil