【3月3日 AFP】アントニー・ブリンケン(Antony Blinken)米国務長官は2日、インドで開催中の主要20か国・地域(G20)外相会合の場で、ロシアのセルゲイ・ラブロフ(Sergei Lavrov)外相と短時間会話し、ウクライナ侵攻の停止を求めた。両者の対面で言葉を交わすのは、侵攻開始後初めて。

 ブリンケン氏は記者会見で「(ラブロフ氏に対しては)この侵略戦争をやめ、公正で恒久的な平和を生み出せるような意義ある外交に取り組みように求めた」と述べた。

 一方、ロシア外務省のマリア・ザハロワ(Maria Zakharova)報道官はロシア通信(RIA)に対し、会話はブリンケン氏側が始めたもので、「協議や実質的な会談はなかった」と語った。(c)AFP