【2月28日 AFP】フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)に所属するDFアクラフ・ハキミ(Achraf Hakimi)について、同国検察が27日、24歳の女性をレイプした容疑で捜査を開始したと情報筋が明らかにした。

 被害者は、25日に仏パリ郊外にあるハキミの自宅でレイプされたと訴えている。情報筋は仏紙パリジャン(Parisien)が伝えた記事を認めつつ、この女性は26日に警察に事件を通報した一方で、告訴はしなかったと明かした。

 この事件を担当しているナンテール(Nanterre)の検察はコメントを控えたものの、AFPの取材に対し、メディアで「既に公にされた情報」が、「真実を突き止めるために必要な捜査を台無しにした」と批判した。

 スペイン・マドリード出身のハキミは、モロッコ代表としてW杯カタール大会(2022 World Cup)に出場。スペインと激突した決勝トーナメント1回戦では、0-0で迎えたPK戦の最後にキックを決め、チームを勝利に導いた。最終的にモロッコは、アラブ勢として初めてW杯4強入りを果たした。(c)AFP