【2月24日 AFP】男子テニス、カタール・エクソンモービル・オープン(Qatar ExxonMobil Open 2023)は23日、シングルス準々決勝が行われ、ワイルドカード(主催者推薦)のアンディ・マレー(Andy Murray、英国)は4-6、6-1、6-2で予選勝者のアレクサンドレ・ミュラー(Alexandre Muller、フランス)を下し、準決勝に駒を進めた。

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 元世界ランキング1位のマレーは、第1セットを先取されたものの続く2セットを圧巻のプレーで奪い、ロレンツォ・ソネゴ(Lorenzo Sonego、イタリア)との1回戦、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)との2回戦に続きフルセット勝ち。昨年6月のボス・オープン(Boss Open 2022)以来となるツアー4強入りを果たした。

 試合後には、勝ち星を積み重ねるごとに自信を深めていると話したマレー。「ぜひとも(引退前に)もう一つ(タイトルを)取りたいけれど、目標はそれ以上だ」としつつ、「あと数試合でそれ(優勝)を達成できるところまで来ている」と語った。

 次戦の相手は強打を誇るイジー・レヘチカ(Jiri Lehecka、チェコ)。21歳のレヘチカは大会第1シードのアンドレイ・ルブレフ(Andrey Rublev)を4-6、6-4、6-3で撃破し、キャリア最大の金星を挙げて4強入りを果たした。

 ルブレフの敗退で優勝候補筆頭となった第2シードのフェリックス・オジェ・アリアシム(Felix Auger-Aliassime、カナダ)は、第7シードのアレハンドロ・ダビドビッチ・フォキナ(Alejandro Davidovich Fokina、スペイン)に6-4、7-6(7-5)で勝利。

 オジェ・アリアシムと準決勝で激突することになった第3シードのダニール・メドベージェフ(Daniil Medvedev)は、クリストファー・オコネル(Christopher O'Connell、オーストラリア)を6-2、4-6、7-5で退けた。(c)AFP