【2月23日 AFP】フランス南西部サンジャンドリュズ(Saint-Jean-de-Luz)の学校で22日、女性のスペイン語教師(52)が授業中、男子生徒(16)に刃物で刺され死亡した。地元検察当局が明らかにした。当局は生徒を逮捕し、殺人容疑で捜査を始めた。

 関係筋によると、生徒にはテロや教師への恨みといった動機は特になく、「正気を失い」犯行に及んだとみられる。

 同じ授業を受けていた女子生徒(16)はメディアの取材で、男子生徒は落ち着いた様子で教師に近づき、無言で刃物を胸に突き刺したと説明。両者の間にいさかいはなかったと語った。(c)AFP