【2月20日 AFP】22-23ドイツ・ブンデスリーガ1部は19日、第21節の試合が行われ、ボルシア・ドルトムント(Borussia Dortmund)は4-1でヘルタ・ベルリン(Hertha Berlin)に大勝。勝ち点で首位に並んで優勝争いを面白くしているが、好調のFWカリム・アデイェミ(Karim Adeyemi)が負傷するアクシデントに見舞われた。

 ドルトムントは、首位バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)、同日シャルケ04(Schalke04)と0-0のスコアレスドローに終わった好調ウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)と勝ち点で並んでいる。

 しかし21歳のアデイェミの負傷で、チームにとってはほろ苦い夜になった。アデイェミは前半立て続けに1ゴール1アシストを記録。27分に巧みなヒールキックでチームに先制点をもたらすと、その4分後には絶妙なクロスでドニエル・マレン(Donyell Malen)の2点目をお膳立てした。

 しかしボールを蹴った瞬間には、すでに太もも裏を押さえており、結局は涙をこらえるようにしてピッチを後にすることになった。エディン・テルジッチ(Edin Terzic)監督は試合後、アデイェミが「数試合を欠場するだろう」と話している。(c)AFP/Kit HOLDEN