カーター米元大統領、ホスピスケアに バイデン氏がメッセージ
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【2月20日 AFP】ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領は19日、ジミー・カーター(Jimmy Carter)元大統領(98)が自宅でホスピスケア(終末治療)に移行することになったのを受け、安息を祈るメッセージを送った。
カーター氏が設立したNGOカーターセンター(Carter Center)」は18日、同氏が「残された時間」を自宅で過ごす決断をしたと発表した。
カーター氏は、存命の米大統領経験者の中では最高齢。現在は南部ジョージア州プレーンズ(Plains)で、夫人のロザリン(Rosalynn Carter)氏と暮らしている。
バイデン氏はツイッター(Twitter)に、妻のジル(Jill Biden)氏と共に「カーター氏と家族に祈りと愛を送る」と投稿。「あなたが困難な時に示した強さと謙虚さに敬服の念を覚える」とした上で、「尊厳をもって人生という旅を続け、神によって安息が与えられますように」とつづった。
カーター氏は1977~1981年に大統領職を1期務めた。人権問題を重視し、ノーベル平和賞(Nobel Peace Prize)を受賞した。
バイデン夫妻は2021年4月、カーター氏の自宅で夫妻と面会していた。(c)AFP