【2月14日 AFP】米軍がここ数日間で撃墜した未確認飛行物体3個について、カリーヌ・ジャンピエール(Karine Jean-Pierre)米大統領報道官は13日の記者会見で、異星人が関与した「兆候はない」と明言した。

 グレン・バンハーク(Glen VanHerck)北方軍(NORTHCOM)司令官はこの前日、飛行物体が異星人に関係したものだった可能性を排除していないと語っていた。

 米軍は今月4日、米国本土に飛来し偵察活動を行っていたとされる中国の気球を撃墜。10~12日にはさらに3個の未確認物体を撃墜したが、中国の気球との関連は明らかになっていない。

 米国家安全保障会議(NSC)のジョン・カービー(John Kirby)戦略広報調整官は13日の記者会見で、これらの未確認物体が偵察活動を行っていたかどうかは不明だと説明した。(c)AFP