【2月9日 AFP】ロシアの民間軍事企業ワグネル(Wagner)は9日、国内各地の刑務所で行っていた受刑者の採用を終了したと発表した。ワグネルは採用した受刑者をウクライナでの戦闘に投入していた。

 ワグネルの創設者エフゲニー・プリゴジン(Yevgeny Prigozhin)氏が、自身の運営するメディアを通じて声明を公開した。この中で同氏は、ワグネルで働いているメンバーの全ての「義務」は履行されていると説明している。

 ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)とつながりがあるプリゴジン氏をめぐっては昨年中頃、ウクライナから生きて戻ってこられれば釈放すると約束し、受刑者にワグネルへの参加を呼び掛けていたと報じられた。(c)AFP