【2月6日 AFP】ドイツ・ブンデスリーガ1部、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)のハサン・サリハミジッチ(Hasan Salihamidzic)スポーティング・ディレクター(SD)は5日、主将マヌエル・ノイアー(Manuel Neuer)がクラブよりも「個人の利益を上に置いている」と話した。

 サリハミジッチSDの発言は、先日南ドイツ新聞(Sueddeutsche Zeitung)とウェブサイトのジ・アスレチック(The Athletic)に掲載されたノイアーの暴露インタビューに関係するもの。インタビューの中で守護神のノイアーは、クラブで長年GKコーチを務めたトニ・タパロビッチ(Toni Tapalovic)氏が解雇されたのは「心臓をえぐられたかのようだった」と話し、クラブの判断を批判した。

 これに対し、サリハミジッチ氏は同日付の独日刊紙ビルト(Bild)で「マヌエルが個人的に影響を受けたのは理解するが、主将としては違った態度を期待していた」と話し、「マヌエルはクラブの利益よりも個人の利益を上に置いている」とコメント。「彼とは内部で分別のある話し合いを行う」と今後の対応を語った。

 ノイアーは昨年12月のスキー中に脚を骨折し、今季絶望となったことが発表されている。(c)AFP