大型補強のチェルシー、フラムとドロー 時間必要とポッター監督
発信地:ロンドン/英国
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【2月4日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは3日、第22節の試合が行われ、1月の移籍市場で3億ポンド(約474億円)超えの大型補強を行ったチェルシー(Chelsea)は0-0でフラム(Fulham)と引き分けた。
この日は、市場最終日にポルトガル1部リーグのベンフィカ(Benfica)から英国史上最高の1億700万ポンド(約169億円)の移籍金で加入したエンソ・フェルナンデス(Enzo Jeremias Fernandez)と、ミハイロ・ムドリク(Mykhailo Mudryk)が先発で初出場。ノニ・マドゥエケ(Noni Madueke)とダビド・ダトロ・フォファナ(David Datro Fofana)も途中出場でプレミアリーグデビューを飾った。
スタンドには新オーナーのトッド・ボーリー(Todd Boehly)氏らの姿もあったが、チームは印象を残せず、またしてもトップ4に近づくチャンスを逃した。
チェルシーはリーグ9位で、欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2023-24)出場圏からは9ポイント差となっている。一方、昇格組のフラムは地元のライバルのチェルシーを2ポイント上回り、6位につけている。
チェルシーを率いるグラハム・ポッター(Graham Potter)監督は試合後、「新しい選手たちは新しい国と新しいリーグに適応している最中だ。簡単ではない。このような金額になれば質問も出るだろうし、それがビジネスの本質だ」と述べ、新戦力の成果が現れるには時間が必要だと理解を求めた。(c)AFP